露出狂

恥ずかしい話ながら、僕の父親はかつて露出狂で逮捕歴もあるらしい。
もちろん、既に耄碌した父親がそんなことを誇るわけはなくて、伯父が酔った弾みにうっかり漏らしたのだ。具体的には公園を全裸で歩いていたらしい。そして通りすがりの女子高生に通報されて逮捕に至ったというわけで、いわゆるわいせつ物陳列罪だ。前科こそつかなかったものの、父親の評判は地に落ちてしまい、相当な苦労を強いられたそうである。そんな父親に対して、伯父をはじめ親戚たちは皆、私の母親に離婚を薦めたのだが、母親はそれには応じなかった。もし母親が父親に愛想をつかして離婚していたら、僕はこの世に生まれていないのだから母親には感謝すべきだ。もっとも、感謝しようにも既に母親はガンで他界しているのだが。
なぜ、父親はあんな真似をしたのか。介護施設の世話になり認知症になりかけの父親にもう自分のことを語る口はない。酒に酔っぱらっていたんだろう、と伯父は言っていた。
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しかし、僕は違うと思う。父親は見せたくて全裸になったのだ。僕にはわかる。父親は露出癖があったのだ。。
母親はそんな露出狂の父親に愛想をつかさなかった。むしろ、伯父によると二人の仲は一層深まり、そして僕が生まれたという流れなのだそうだ。露出狂の男を受け止める女とは答えは一つ。母親の葬儀の時に、父親が「もうお前は自由なんだ」と言っていた。父親の真実を聞き、僕は確信した。母親もまた露出狂だったのだ。
同じ性癖だったから二人は出会い、そして結ばれて、さらなる露出狂である僕が生まれた。そう、僕も露出狂の性質があることを理解しつつ、必死にそれを抑え込んでいる。
見せたい、とにかく見せたい。女子高生が「きゃ!」とか言いながら目を覆った指の隙間からこっそり見ているシチュなんてたまらないじゃないか。実際に僕は夜の公園で何度もズボンを脱ぎそうになっている。その度に僕は自分の欲望を押しとどめて露出狂の血を呪うのだ。
父親にとっての母親のような露出癖に理解を示す女性と巡り合える日まで、僕はこの血を抑え込めるように努力するつもりだ。
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